2023年12月に入り、昨年と比較すると暖かい日が多いように感じます。
ただ、全体的に光熱費などの値上げ傾向・減税措置などがあり今後の動向も気になるところ。
現時点での、寒冷地では必須の灯油とペレット燃料の価格差はどうなっているのか調べました。
ペレット燃料も、原油高騰などの流れを受けて現在価格は10kg=700円前後に。
販売場所により価格に違いがあるため、ペレット燃料700円、長野県の灯油価格2,080円として比較をしていきます。
燃費の比較
灯油1リットルあたりの熱量=約8500kcal
木質ペレット1kgあたりの熱量=4000~4700kcal
灯油1リットル=ペレット2kg相当になります。
ペレットの一般的な使用量は1日10時間として10kg、灯油は5リットルの計算で当てはめてみます。
金額換算
ペレット燃料10kg=700円(販売場所によって価格に違いあり)
灯油18リットル=2,080円 1ℓ115.5円(長野県2023年1月31日時点)
1日あたりの金額(1日10時間使用の例)
ペレット700円
灯油 577.5円
1か月あたりの金額(30日)
ペレット 21,000円
灯油 17,325円
価格差は3,675円となります。
まとめ
昨年、ペレット燃料の価格改定があり、灯油価格は以前に比べると少し高くなったように感じますが、単純に金額のみで比較すると、灯油の方がコスト的には抑えられるということになっています。
電気代の値上がりで光熱費の懸念がある方は、エアコンではなく電気をあまり使わない暖房器具にも注目されているかと思います。
ペレットストーブは電気を使いますが、着火時とペレット燃料の供給時に主に電気を使用します。
灯油からペレットに変えたことで、各部屋に設置していたストーブの台数が減ったというご家庭もいらっしゃいます。
炎の見える暖房は、その暖かさだけでなく炎のゆらぎによるリラックス効果も得られます。
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