9月も中旬になり朝晩涼しい日が多くなってきました。
そろそろ暖房器具の出番が出てきそうです。
長野県は暖房器具を使用する期間が長いので、最後に使用したの今年のゴールデンウィーク前後くらい、という方も多いのではないでしょうか。
それから、4、5ヶ月また暖房器具のシーズンがやってくる前に燃料や機器の点検をされてみてはいかがでしょうか?
ペレット燃料
木質ペレットは、乾燥した木材を細粉し円筒形に圧縮成型した燃料になるので、湿気を含んだりすると粉っぽくなり、崩れやすい特徴が出てきます。
粉っぽいペレットを使用すると、送り部分入り口に粉が詰まったり、水分が多いペレット燃料は燃焼ポットが詰まり不完全燃焼の原因となる場合があります。
その為、タンク内に残っているペレット燃料はシーズン中に使い切っていただくことが理想なのですが、残っている場合は、新しい燃料は投入せず一度使い切ってタンク内を空にして、掃除をしていただくことをおすすめします。
また、袋に入って保管されている燃料も粉っぽくなっている場合もあるので、投入前にふるいにかけてタンクに入れていただくと、より詰まりなどの原因を防ぐことができます。
ストーブの故障にもつながる・・・こんなペレットにはご注意を!
着火がうまくいかない、なかなか火がつかないときは【ペレットストーブ】
灯油
灯油も保管状態が悪いと変色したり、不純物が入って不良灯油に代わってしまう場合もあります。
灯油は1年以上経過すると成分が変質し、知らずに石油ストーブやヒーターに入れて使っていますと、故障の原因や不完全燃焼を引き起こして一酸化中毒になる可能性があります。
不良灯油は黄色く色がついているので、長期間にわたり放置しているようでしたら、確認してみることをオススメします。
ストーブやヒーターのタンクに残った灯油は燃やして使い切るようにする。
内部に灯油を入れたまましまうと、灯油タンクの腐食や故障の原因になることがありますので、こちらもシーズン中に使い切ってしまうのが好ましいです。
また合わせて、暖房器具も10年くらい経つと機能低下している場合もあるので、合わせて確認してみてはいかがでしょうか?
本格的な寒さを迎える前に!暖房器具の点検で冬に向けての準備をはじめましょう
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