ペレットストーブは機能や大きさなどたくさんの種類があります。
今回は効率面にスポットをあててみました。
部屋の広さにあった機種を選ぶ
エアコンなどにもいえることですが、大は小を兼ねませんので部屋にあった暖房能力の機種を選びましょう。
例えばですが、火力を小のまま一日焚くとタールが付着しやすく、炉内、配管が黒くなってきます。
火力調整は1日1度は中燃焼以上にして炉内温度を上げることが好ましいです。
反対に火が大きく割れてしまうほどだと空気不足になり、ススが発生しやすく不具合を起こしやすくなってしまいます。
温風式と輻射式
ペレットストーブは温風と輻射熱による効率の良い暖房器具です。
いろいろとある機種の中で輻射式タイプのストーブもあります。こちらは、温風がでるのでなく、自然対流式になります。
輻射式はゆっくりじんわりと暖まるのため時間がかかります。そのため日中家を空けていることが多い場合は、温風がでる機種の方が効率が良いといえます。
ライフスタイルに合わせて機種を選ぶことも大切です。
熱量を灯油と比較
以前に費用面にふれましたが、今回は熱量についてです。
灯油は1リットル当たり8,500kcalの熱量を発生し現在(7月23日時点)は18リットル1,639円、1円あたり91円の計算、1円あたり93.4kcal/円となります。
ペレットは1kgあたり4,400kclの熱量を発生し、1kg 50円の計算で1円あたりの熱量は88kcl/円となります。
現状では灯油の方が同じ費用だと高い熱量になります。
ただ灯油のファンヒーターやストーブは1台ではなく2台使用しているお家などもあります。
また灯油は価格変動が激しく、最近で一番高かったのがH26年で年平均103円ほどでした。
灯油価格が上昇すると1円あたりの熱量は下がってきます。
灯油価格が96円になるとペレットと灯油の熱量が同じくらいになります。
まとめ
ペレットストーブを効率よく使うには、
- 暖房能力と部屋の大きさ
- ライフスタイルにあった機種を選ぶ
- 20畳くらいまでならペレットストーブ1台で暖められる
- 現状は灯油価格の方がペレットより高いが灯油の暖房器具は複数台使用している場合もあるので、そのあたりも考慮する
- ペレットストーブが暖まらないうちは併用暖房を使うと早く部屋が暖められる
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