長野県は夏が涼しくて、冬が寒いイメージが強いですよね。
特に移住などを検討している場合、冬の寒さを大げさ(?)に言われることもあるのではないでしょうか。
長野県は山に囲まれており、地形が複雑なため、場所によって降雪量の違いや、標高の高い地域では山岳地帯特有の気候を作り出していることも。
長野県は下記の図のように10広域に分けることができます。
今回は、佐久地域の自治体ではどのくらいの標高なのかをまとめました。
出典:気象庁「気象警報・注意報や天気予報の発表区域の図」より
佐久地域の特徴
・軽井沢、立科などの観光地リゾート地
・晴天率高い
・日本三選星名所の1つ
・首都圏から良好なアクセス環境と中部横断自動車道が延伸
・県内でも早くあら医療関係者や市町村等にほる保健活動が活発で、医療体制が充実
・キャベツ、レタスなどの高原野菜
・電気機械、一般機械、精密機械を中心にハイテク産業の集積
佐久地域の標高
場所によっては標高差が大きい自治体があるため、役場の場所をベースにまとめました。
小諸市、御代田町、立科町、南牧村は特に標高差の大きい自治体です。
小諸市 約600~2000m
御代田町 約700~2500m
立科町 608~2530m
南牧村 1000~1500m
山がある自治体は標高差が大きくなりますね。
標高と寒さの関係
標高と気温には関係があります。
標高が100m上がると気温は1度下がるといわれている。
気温が上昇するうえで必要なのは平地面積の広さ
もう一つが空気の密度により気温が変わってくるということ。
空気は常に密度によって気温の調整をしている。
東京などの平地では空気の密度が高く、山頂では低くなる
原因は、空気は高いところに行くと密度が下がり、圧力も低下するという性質。
標高が上がると気圧の低下により空気の分子の数も低下。
空気同士の熱伝導がしにくくなります。
熱は他の分子に伝えることができないと熱量が下がり、その結果として気温が下がります。
山は標高が上がるにつれて、地面の面積が狭くなるという特質、そのため平地面積が狭くなり熱効率が悪く、空気の密度も低いので気温が上がりにくい。
空気は熱を伝えにくい物質
そのため、空気を断熱材として有効利用している。
衣服や家の襖など、繊維の間にある空気が断熱材の役目をしている。
空気は上空ほど気圧が低くなっている、空気塊が上昇するとその圧力は周りの気圧よりも高いため空気塊は膨張。
この空気塊と周りの大気の間に熱交換がない場合、空気塊の温度は下がる。
逆に空気塊が下降するときは、空気塊の圧力が周りよりも小さくなるため圧縮される。
その結果、空気塊の温度は上がる。
長野県は標高が高いため、山の気候になります。
夏暑く、冬寒いのはそのためなので、住み場所にもよりますがこれから移住を検討されている方は、特に冬の備えは万全にしておくことをオススメします。
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