日本のペレットストーブはいつ頃から始まったのでしょうか。
海外では、スウェーデンなどの北欧に製造メーカーがあり、欧米諸国では普及していて、現在でもヨーロッパのほぼ全域や北米などで広く使用されています。
日本国内では、1970年代のオイルショックの際にペレットストーブの輸入や製造が増加しましたが、その後原油価格が下落し安定するとほとんど需要はなくなってしまいました。
その後、1990年代後半頃から製造を試みる中小メーカーが現れ、また、間伐材の利用促進や非化石燃料を用いることで、地球温暖化対策に貢献するなどの環境問題から注目されるとともに、石油価格の高騰などの影響もあり、ふたたび注目を浴び、少しずつではありますが、日本国内においても普及しつつあります。
機器が大きく微妙な火力の調整が難しいことから、日本の都市部の住宅には過剰性能になりがちということで、日本ではあまり使われてきませんでした。
近年のペレットストーブ事情
近年では、国産のペレットストーブも改良をされ、海外製に劣らず高機能化された機種も増えてきました。より日本の住宅にも適したペレットストーブが増えています。
・化石燃料の高騰
・ペレットストーブが低価格になった
・高機能化し細かい温度調節も可能になった
・ペレット燃料が入手しやすくなった
・ペレットストーブの購入に補助金等を設ける自治体もある
以上の要因も後押しとなってペレットストーブは普及しつつあります。
日本製の主な特徴としてはFF式給排気システム、耐震消化装置などがあげられます。
大掛かりな煙突工事も必要ない為、都市部での利用にも向いていますが、北海道、東北、北信越などの寒冷地で多く普及しています。
長野県は寒暖差が激しく、朝晩の冷え込みはかなり厳しいところが多いです。
ペレットストーブの炎の癒しと遠赤外線効果で心も身体も暖めて厳しい寒さを乗り越えてはいかがでしょうか(*^-^*)